
6月の公開に向けて稽古を公開した劇団五線紙のメンバー=五泉市村松乙のさくらんど会館
新潟県五泉市を拠点に活動する市民劇団「劇団五線紙」が、オリジナル劇「孫がくれた宿題」の6月の上演に向け、練習を重ねている。東京の脚本家が劇団のために書き下ろした新作で、妻を交通事故で亡くした男性とその孫、男性の太鼓仲間らが「生きる意味」を問う物語。劇中歌や太鼓のパフォーマンスなどもあり、稽古に熱が入っている。
劇団五線紙は2008年に始まった「ごせん市民ミュージカル」に出演した市民らが中心となり、18年に結成。現在は市内外の10〜60代10人が参加し、月に4回稽古をしている。
劇団は19年に旗揚げ公演を行ったが、ウイルス禍の影響で稽古ができない時期があったという。無観客公演やパフォーマンスラ...
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