新発田市がまち歩きの目印にしようと、寺町通りに新たに設置された標柱=同市中央町2
新発田市がまち歩きの目印にしようと、寺町通りに新たに設置された標柱=同市中央町2

 まちなかに点在する魅力あるスポットを多くの人に散策してもらおうと、新潟県新発田市は、場所やまち歩きのルートなどを記した標柱を設置した。大倉喜八郎ゆかりの日本建築「蔵春閣」を訪れる観光客らをターゲットとし、市中心部の回遊を促す。

 標柱は高さ約1・4メートルで、現在12カ所に設置済み。「大倉記念公園前」や「寺町通り」といった名称のほか、近くの標柱の方向を示す矢印が入る。黒を基調としながら、ルートごとに水色や紫色などに色分けされており、まち歩きの際の目印となる。

 今後、スマートフォンで読み込むと、周辺エリアの情報が表示されるQRコードも掲載される予定。訪日客の利用も見込み、28カ国語に対応する。

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