
増員や待遇改善を求めて署名活動をする看護師ら=5月18日、長岡市大手通1
新潟県内の病院や福祉施設などの職員でつくる県医療労働組合連合会(県医労連)は5月18日、長岡市大手通1のアオーレ長岡前で、看護職員の人員増や待遇改善を国に求める署名活動を行った。
新潟県医労連によると、新型コロナウイルス禍以降、看護職員の退職が増え、新採用で補い切れない状況が続いているという。
街頭での署名活動は、5月12日の「看護の日」の前後に毎年行っている。看護師と介護福祉士の計10人が「定員が埋まらず、患者に大きなしわ寄せが出ている。やり切れない気持ちだ」と窮状を訴えると、通行人が足を止めて署名をしていた。
新潟市内の病院に勤める40代女性看護師は「救急の受け入れが厳しくなっている現状...
残り34文字(全文:334文字)