
納骨堂の前で行われた慰霊祭で手を合わせる参列者ら=新発田市西園町3
戦争で亡くなった、地域の先人を慰霊する「越佐招魂社祭」が、新潟県新発田市西園町3の西公園で営まれた。遺族のほか花角英世知事ら約160人が参列し、恒久平和への祈りをささげた。
西公園の傍らにある納骨堂には、長岡・佐渡以北から出征し、日清日露戦争以降の戦争で亡くなった県内の戦没者約1万4600人がまつられている。
慰霊は5月15日に、仏式と神式で行われた。花角知事は「戦争の悲惨さ、平和の尊さを語り継がなければならない。県民が安心して暮らせるよう努力を誓う」と述べた。
主催が、高齢化する遺族会から越佐招魂社奉賛会に引き継がれて今年が5回目。祭礼に合わせて、納骨堂の脇には、沖縄・摩文仁(まぶに)の丘...
残り135文字(全文:435文字)