
親になったママ・パパたちが、より輝けるための環境・支援を考えてみようと、1/31(日)「子育て応援リモートフォーラム」が開催された。今回は新型ウイルス感染防止のため、リモートでライブ配信された。
第1部は、新潟県内で地域の子育て支援に取り組む団体の代表者の皆さんによるパネルディスカッション。「周りにはママを支えてくれる人が必ずいる、一人でがんばりすぎないで」というメッセージを送った。
地域の子育て支援のイベントへの参加については「初めて参加するときは、緊張するのは当然。子育て中のスタッフが運営していることが多いので気兼ねなく来てほしい」(椎谷さん)との意見で一致。さらに「子育てで人に頼ることをためらわないで。人は誰かに頼られると、その人を好きになるという話を聞いてから、私も気が楽になりました」(中條さん)、「ママは子ども優先で頑張りがちですが、同じように自分のことも大事にして良い。親の心身の安定も大切な権利です」(渡辺さん)、さらにパパへは「子育ては期間限定で、20年後に"あの頃は楽しかった"と思うもの。だからこそ、パパたちも子育てをいま一緒に楽しんでいきましょう」(大堀さん)と締めくくった。

(左上)椎谷照美さん/新潟市「新津育ちの森」館長 (右上)中條美奈子さん /上越市「マミーズ・ネット」理事長 (左下)大堀正幸さん /「ファザーリング・ジャパンにいがた」代表 (右下)渡辺ひろみさん/「村上ohanaネット」理事長
第2部は二人の女の子のママである西山茉希さんと、第1子が生まれたばかりの新米パパ・JOYさんによるトークショー。子育てについて「娘たちは私にとってライフパートナーという感じ。3人がそれぞれ3本のレールを走っているけど、"いつでもバディを組むよ!"と言い合うような、最強のパートナーでありたい。だから、子どもたちには私の感情も全てさらけ出してます。つらいときは"ママも泣いて良い? "とか言っちゃいます(笑)」という西山さん。
仕事と子育ての両立については、「もっと仕事したい、でも子どもたちにもちゃんと向き合いたい、という両方の感情のバランスが難しいけれど、その状況に何か言っていても始まらないと思った」という。仕事のとき、友人に子どもと一緒に過ごしてもらうこともあるが、「その友達が、"頼ってくれてうれしいよ、茉希が思っているより、私は子どもたちと一緒に過ごすのがすごく楽しいんだよ"と言ってくれたことがあって。申し訳ないと思っていた気持ちが軽くなって、うれしかったですね」との経験談を紹介してくれた。JOYさんは「今日は子育てについてすごく勉強になりました」と感激した様子だった。

事前に募集していた視聴者からの質問に2人が答える一幕も。「私もこういうときある!」と、質問者に共感しながら回答していた




日々子育てと仕事に向き合う二人へ、イベントの最後には新潟から花束のサプライズプレゼントが。「とってもきれいで良い香り!ありがとうございます」とどちらも笑顔を見せた
子育て中にどうしても孤独を感じることがあるのですが、「周りを頼って良いんだ」と感じることができました! (20代)
支援センターを初めて利用する人向けの枠があると聞いて、「何てきめ細やかな!」と驚きました。(30代)
「リフレッシュは権利。子どもを預けてでも一人の時間を持って、自分を大事にする。」というのは、本当に共感できます。自分のしたいことができずにイライラしていると、子どもにも良くないですね。(40代)



