
新潟には個性豊かな公園がたくさん! かるもや談話室でおなじみ、コピーライター・横田孝優さんが、県内の公園を親子で"探検"しながら紹介します。
第1回目は新潟市江南区にある「よこごし公園」です。
親子のお出かけは小さなアドベンチャー。
今日も隊長(6歳男子)と助手(父)は遊び心をリュックに詰めて、公園という名の秘境に足を踏み入れるのであります。
●取材情報
時期:3月/ 滞在時間帯:13:30~16:00

助手:今回から始まる「おやこ公園探検隊」。これは我々が新潟市内の公園を巡って、その様子をレポートする企画です。隊長、よろしくお願いします。

隊長:公園にいっぱい人が来ちゃうんじゃない?

助手:さすが、すごい自信ですね。それにしても晴れて良かった。絶好の公園日和ですよ。お、見えてきましたねー。

隊長:そ、そんなバカな...!

よこごし公園に向けて車を走らせる探検隊の視界に飛び込んできたのは、すべり台とアスレチックが融合したような巨大遊具。さらに、その頭上には白い円盤状の屋根が鎮座しています。威風堂々とした姿は、まさに神殿。驚愕した様子の隊長でしたが、公園に到着するやいなや、巨大遊具に向かって一目散に駆け出していきました。

渡る隊長。

くぐる隊長。助手は追いつけない。

下から屋根を見上げてみると、かなり丈夫に作られていることがわかりました。風で吹き飛ぶようなヤワな屋根じゃないですね。これなら、突然の雨や真夏の日差しから子どもたちを守ってくれそう。

続いて隊長のアンテナに引っかかったのが、このロング滑り台。見晴らしのいい小山の上から一気に滑り降りるスピード感がたまらない様子。隊長は何度も風になっていました。

道路を挟んだ向かい側に、スーパーや100円ショップがあり、ちょっとしたおやつや飲み物がゲットできます。我々も後半の探検に備えて、しばし休憩を取ることにしました。

公園と車道にはさまれた歩道がものすごく広くてグッド。安心して歩けました。

助手はホットドッグ、隊長は黒糖まんじゅうをチョイス。隊長、渋い...。
休憩を終えた探検隊の前に、超ワイドスケールの芝生広場が立ちふさがりました。怯むことなく広場の真ん中に突き進む隊長。その手には、黄色いボール。そうです、隊長はボール遊びでこの広場に立ち向かったのです。思いっきりボール遊びができて楽しそうでした。レジャーシートを広げてお弁当を食べても気持ち良さそうです。

どこまでも転がっていくボール。走る隊長。広い。
広大な敷地に一つ一つの遊具が余裕を持って配置され、ベンチもたくさん。園内は段差が少なく、ベビーカーにも優しい設計。乳幼児から小学生までそれぞれの年代で楽しめる、とても懐の深い公園でした。
【探検隊の一言】

隊長:一番のおすすめは大きいの(巨大遊具)!いろいろ遊べておもしろかった。滑り台は長いから好き。かなりスピードが出る。

助手:駐車場も広く、車を停めやすいのがうれしい。子どもが遠くへ行くと見失いそうなので、目立つ色の服や帽子を着用させると良さそう。
よこごし公園
新潟市江南区横越字新田郷5239-1
トイレ:あり(だれでもトイレ、ベビーキープ、おむつ交換台あり)
休憩場所:ベンチ、テーブル付きベンチ、東屋など
飲料自販機:あり
手洗い場・水飲み場:あり

横田 孝優(ザツダン代表、コピーライター)
1982年兵庫県出身。大学卒業後、大阪や東京でコピーライターとして活動後、おいしい匂いに誘われて新潟へ。2013年、コピーライター事務所ザツダンを立ち上げる。新潟日報asshで「子に溺れる ~長男+双子男女のエブリデイ~」を連載中。
http://www.ztdn.net
