新潟県三条市内の三つの公園が、リニューアルした。大崎山公園(東大崎)と市総合運動公園内のトリムの森(月岡)、ミズベリング三条(上須頃)で、市が2018年から順次整備してきた。市は「より多くの人に楽しんでほしい」と呼び掛けている。

【写真】木製のアスレチック遊具が登場したトリムの森。新しい遊具に子どもたちも力いっぱい体を動かした=三条市月岡

◆トリムの森 アスレチックを新設

 トリムの森には、木製のアスレチック遊具2台が新設された。小さな子ども向けと小学生高学年向けで、子どもたちが笑顔で体を動かしている。

 公園内には、距離約160メートルのロールスライダーや忍者やぐらが設置されていたが、老朽化のために数年前に撤去していた。

 代わりに設置されたアスレチック遊具は、高学年用としてロープで登る木の板や、突起をつかんで登るボルダリング、斜めに立てかけた木の板を交互に蹴りながら進む遊具などで構成されている。

 祖父母らと訪れた三条市長沢小3年の男子児童(8)は「斜めに飛ぶ遊具が一番難しかったけれど、何回か練習したらできるようになった。家からも近いし、また来たい」と、汗を拭いながら駆け回っていた。

◆大崎山公園 展望テラス見晴らし◎

テラスが新設された大崎山公園の展望台。鉄柵からガラスの柵に変わり、見晴らしもよくなった=三条市東大崎

 大崎山公園では、頂上広場の展望台を一新した。これまで鉄製の柵が設けられていたが、そこから約5メートルせり出す形で幅約10メートルのテラスを整備した。高さ約1・6メートルのガラス板も設けられ、弥彦山や角田山をはじめ、県央地域の景色が広く見通せるようになった。

 山頂広場の一角には、通常の1・5倍ほどの高さがある、約4メートルのブランコ2基も整備。眼下の景色を一望しながら、振り幅の大きいブランコを楽しめる。その他にも、初心者向けで約300メートルのマウンテンバイクコースを増設。計4コースとなり、マウンテンバイクの無料レンタルもある(事前申し込み必要)。

 綱渡りのように張ったベルトの上で技を競い合うスラックラインも常設した。高さ約30センチで子どもも楽しめるという。

 家族5人で公園を訪れた三条市一ノ木戸小6年の女子児童(11)は「展望台は前よりも景色が良くなった。ブランコは結構怖かったが面白い」と笑顔で話した。

◆ミズベリング三条 待望のスケボー場登場

 ミズベリング三条では、長さ50メートル、幅18メートルのスケートボード専用のパークを新たにオープンさせた。ジャンプ台やタイヤ、レールなどが置かれ、初心者から上級者までの愛好者が車輪の音を響かせている。

ミズベリング三条に新設されたスケートボード場。愛好者らがジャンプなどの技を決めた=三条市上須頃

 三条市建設課によると、市内の公園ではスケートボードを禁止している所も多い。市民から「思い切りスケートボードができる場所が欲しい」などの要望が寄せられていたこともあり、整備を決めた。同市第四中3年の生徒(14)は昨夏にスケートボードを始めた。「今まで練習する場所がなかったが、ここなら気兼ねなく滑ることができる。お気に入りの場所になりそう」と話し、何度もコースに出て腕を磨いていた。