
出荷のピークを迎え、トラックへの積み込み作業が続く中、春キャベツの出来栄えを紹介するJAの担当者=6月3日、三条市石上3
新潟県内最多の出荷量を誇る三条市石上、栗林地区の春キャベツが出荷最盛期を迎えている。6月3日は、早朝から収穫作業に当たった地元農家らによって、約13トンのキャベツが出荷場に運び込まれ、県内の市場に届けられた。
今年は、5月下旬の低温で生育が遅れた分、葉がじっくりと育ったため、例年よりも小ぶりだが重みがある。ザクザクとした食感で、歯切れのよい仕上がりだという。
JAえちご中越によると、出荷は6月末ごろまで続く予定。今年は3月からの天候不順で苗の植え付けや生育に影響が出たため、例年より5日から1週間ほど遅いピークとなった。出荷量は1カ月ほどでおよそ4万箱分、約400トンを見込む。
出荷した農家男...
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