表彰式で銅メダルをかけ、記念撮影に応じる小幡莉子さん(右)=モンテネグロ(日本スカイランニング協会提供)
表彰式で銅メダルをかけ、記念撮影に応じる小幡莉子さん(右)=モンテネグロ(日本スカイランニング協会提供)

 急勾配の山岳地帯を駆け上がる競技、スカイランニングのユース世界選手権が、東欧モンテネグロで6月末にあり、新潟県魚沼市の高校2年生、小幡莉子さん(16)が銅メダルを獲得した。初めて日本代表となった前回大会に続く表彰台の快挙を成し遂げ「2年連続でメダルが取れてうれしい」と喜んだ。

 小幡さんは2006〜07年生まれのカテゴリー「ユースB」で2種目に出場した。初日の「バーティカル」は距離5キロ、標高差1000メートルを駆け上がる。コースは約15%の勾配を3キロ走り、後半はさらに急な上り坂が続く。気温34度の厳しい暑さの中、小幡さんはペース配分を考えて粘り強く走り、1時間0分47秒で3位に入った。

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