ツバメロジスのトラックの荷台屋根に設置されたフィルム型の太陽光パネル(ツバメロジス提供)
ツバメロジスのトラックの荷台屋根に設置されたフィルム型の太陽光パネル(ツバメロジス提供)

 運送業のツバメロジス(新潟県燕市)は、自社トラックの荷台の屋根に太陽光パネルを設置して発電し、その電力で燃費を改善する取り組みを始めた。ツバメロジスによると、新潟県内の運送業者では初めての試みだという。空調電源などに活用し、10%程度の燃料使用量の抑制を見込む。今後保有する全車両に搭載する方針だ。

 太陽光パネルは米メーカー製のフィルム型で、厚さは約3ミリ、重さは1枚当たり2・5キロ。車両1台につき4枚を使用する。ツバメロジスでは5台分を調達し、取り付けが完了している1台で7月中旬に運行を始めた。

 トラックの燃料は、空調など車内の電装品の電源としても消費されるため、太陽光発電を活用することでエ...

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