新潟県庁
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 新潟県は5月24日、太陽光発電設備を設置するスペースとして県有施設の屋根などを事業者に貸し出し、発電した電力を県が買い取る「PPA(電力販売契約)モデル」について、初めて契約を締結したと発表した。石油販売のハヤマ(新潟市中央区)が県庁の車庫など3施設に設置し、2025年1月以降に県への電力供給を開始する。

 温室効果ガス排出量を実質ゼロにするカーボンニュートラルを目指し、県は県有施設への太陽光発電設備の設置を進めている。設置可能な施設を絞った上で2023年度から事業者を公募し、5月7日に初めて契約を結んだ。

 県庁車庫以外の施設は、県新潟地域振興局新津庁舎(新潟市秋葉区)と県長岡地域振興局(新潟...

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