2024年度に設置された新潟県文化審議会の会合が10月31日、新潟市中央区で開かれ、2025年度以降の文化振興の指針となる「県文化振興基本計画(仮称)」の素案が示された。地域文化の担い手育成や、7月に世界文化遺産に登録された「佐渡島(さど)の金山」を未来に継承する方策などが盛り込まれた。

 素案では「文化を育む人を育てる」など四つの施策の柱を明記。人材育成では、...

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