
「ハートマッチにいがた」の会員向けスマートフォン画面
県が少子化対策の一環で運営する会員制婚活マッチングシステム「ハートマッチにいがた県が設置した「にいがた出会いサポートセンター」が運営する個別マッチングシステム。結婚を希望する20歳以上の県内在住者らがセンターまたはオンラインで登録する。会員数は9月末現在で約1200人。ページ下部に詳しい解説を掲載。」が10月で運営開始から10年目に入った。会員同士の成婚数は9月末までに260組で、平均すると毎月2組ほど、年間では30組ほどが成婚。同様の事業を行う都府県の中では6位と上位だ。ただ、新潟県より人口が少ない県が、より成果を上げている例もある。他県の事例も参考に、会員や成婚数のさらなる増加を目指していく考えだ。
(報道部・大倉奈々絵)
県は2016年10月、ハートマッチにいがたの運営を始めた。それまでは対面式の婚活パーティーを少子化対策事業の一つとしてきたが、県こども家庭課の担当者は「パーティーが苦手な人もおり、多様な出会いの場をつくる必要があった」と狙いを話す。
システムの運営には...
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