仲間と共に走り、体をぶつけ、トライをもぎ取るラグビー。今秋、日本で開催されたワールドカップ(W杯)での日本代表の快進撃は、列島を熱狂の渦に巻き込んだ。そして、2020年東京五輪でもラグビーが行われる。とはいっても、ラグビーとして一般的に知られている15人制ではなく、7人制だ。よりスピーディーに、よりダイナミックに-。15人制とはひと味違った"セブンズ"の魅力を紹介する。(運動部・鈴木孝哉)

常に動き続け、全員で攻守

 7人制の基本的なルールは15人制とほぼ共通しているが、文字通りプレーするのは1チーム7人。フォワード(FW)が3人、バックス(BK)が4人だ。ただし、グラウンドは15人制と同じ。空いているスペースは広く、...

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