
国際協同組合年に合わせた県実行委員会の発足式=3日、新潟市中央区
国連が2025年を「国際協同組合年」に定めたことを受け、新潟県農協中央会(JA県中)など県内の16組織は2月3日、新潟市中央区で協同組合の理念を広める県実行委員会の発足式を開いた。「平等・公正・連帯」の理念で、持続可能な社会の実現に向けて連携することを確認した。
国際協同組合年は2012年に続き2回目。23年12月の国連総会決議では、持続可能な開発目標(SDGs)実現に向け、協同組合の振興や認知向上に向けた支援を加盟国に求めている。これを受けた実行委は全国各地に設立されている。
発足式ではJA県中の伊藤能徳会長を委員長に、新潟県生活協同組合連合会の登坂康史会長理事を副委員長に選任した。伊藤委...
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