予算づくりで意見を交わす児童たち=上越市西城町1
予算づくりで意見を交わす児童たち=上越市西城町1

 国の財政を学ぶ特別授業が新潟県上越市の上越教育大付属小学校であり、6年生約70人が架空の村の予算編成を通じ、税金で公共サービスを提供する仕組みについて理解を深めた。

 国の財政に興味を持ってもらおうと、財務省が全国の小中高校で開いている教育プログラムの一環。授業は2月18日にあり、新潟財務事務所職員が講師を務めた。

 職員は、医療などの社会保障費が歳出の約3割を占めていることや、歳入で足りない分を補う借金が増え続けていることなど国家財政の現状を解説した。

 その後、児童は3、4人ずつの班に分かれ、議員の立場で人口100人の架空の「日本村」の予算を考えた。「子育て支援を増やす」「教育の充実」「借金返...

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