新潟県の上越市議会は、上越教育大いじめ・生徒指導研究研修センター長の高橋知己教授(63)を招き、上越市が2026年4月に開設予定の「学びの多様化学校(不登校特例校)」に関する勉強会を市役所で開いた。

 高橋教授は、不登校の子どもは全国的に増加し、市内では約400人の小中学生が不登校になっていると説明。成績や将来を不安に感じている不登校の子どもや家族のために、不登校特例校が必要と訴えた。

 不登校特例校は学習指導要領に縛られず、授業時間を減らすことができるのが特長で、高橋教授は不登校の子どもは早起きが苦手で、授業のペースについていくことが難しいと指摘。「子どもたちの負担感を減らすことができる」と多...

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