
見頃を迎えているミズバショウ=4月6日、長岡市北荷頃
長岡市栃尾地域の北荷頃集落で、沢に群生するミズバショウが見頃を迎えている。6日は薄曇りの中、白い苞(ほう)に包まれた多くのミズバショウが雪解け水に浸ってたたずんでおり、春の到来を告げていた。
群生地は、栃尾地域と山古志地域をつなぐ県道から200メートルほど入った沢にある。約500株が自然に群生しており、地域住民でつくる「北荷頃水芭蕉(みずばしょう)を愛する会」が山道の整備などを行っている。群生地や山道の積雪はことし2メートルを超え、3月下旬に会のメンバーが除雪した。
大雪の影響で、ミズバショウの開花は例年より1週間程度遅いという。愛する会会長の髙橋好雄さん(83)は「豊富な雪解け水で、ことし...
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