小千谷市は、10月に始める人工知能(AI)を活用した予約制乗り合いタクシー(オンデマンド交通)の愛称を「イコテ」に決めた。県内外から652点の応募があり、小千谷の方言「行こうて」から名付けるアイデアを採用した。

 4月下旬から6月上旬まで募集し、イコテはいずれも市内在住の目崎亜紀子さんと猪俣詔(あきら)さんの2人が応募した。市は選んだ理由について「市民が『行こうて』と声を掛け合って、AIオンデマンド交通を気軽に利用できるように願いを込めた」としている。

 小千谷市のAIオンデマンド交通は、乗降地点を市街地の約200カ所に設定。予約のあった各地で利用者を順次乗せて相乗りをしてもらい、AIが示した最...

残り17文字(全文:317文字)