
7・11水害を伝えるために建てられた姫川堤防決壊碑の除幕式=11日、糸魚川市上刈
糸魚川市の姫川流域などで甚大な被害をもたらした1995年の「7・11水害」から30年となった11日、北陸地方整備局高田河川国道事務所(上越市)などが、姫川の堤防が決壊した糸魚川市上刈に建立した石碑の除幕式を行った。参加者は「教訓を後世に伝えたい」と誓った。
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高田河川国道事務所が、7・11水害を忘れず、災害に備えようと、発生から30年を機に姫川右岸の堤防に建てた。急流河川の姫川では当時、濁流で護岸の基礎部分が崩され決壊した。決壊に至った理由を説明する案内板も設置した。
式には関係者ら約20人が出席。地元上刈区長の田原克朗さん...
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