
救護室の配備式で、記念撮影に臨む小木児童クラブの児童と関係者ら=佐渡市小木町
プール利用者らの熱中症を防ごうと、B&G財団(東京)は、佐渡市小木町の小木B&G海洋センターのプールそばに、エアコンやベッドを備えた救護室を設置した。財団によると、県内のB&G海洋センターで救護室が配置されるのは、佐渡市が初めて。
B&G財団は2023年から、熱中症対策として、全国のB&G海洋センターに救護室を無償で配備している。
小木B&G海洋センターの屋内プールは、上屋や側面がプラスチック板で囲った構造で、猛暑時の屋内の温度は40度を越えることもあるという。設置された救護室は広さ約10平方メートルのユニットハウス。冷暖房付きでベッドや大型扇風機のほか、担架としても使えるベンチを備えている...
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