取材に応じる志願兵のムシヤカさん=7月23日、ウクライナ中部(共同)
 取材に応じる志願兵のムシヤカさん=7月23日、ウクライナ中部(共同)
 取材に応じる志願兵のアントンさん=7月23日、ウクライナ中部(共同)
 銃の扱い方について訓練を受ける志願兵ら=7月23日、ウクライナ中部(共同)
 取材に応じる志願兵のウォロディミルさん=7月23日、ウクライナ中部(共同)
 銃の扱い方についての訓練を受ける志願兵ら=7月23日、ウクライナ中部(共同)

 ウクライナで18~24歳を対象にした若年志願兵の募集が始まった。ロシアによる侵攻が長期化する中、深刻な兵力不足を補う狙い。首脳会談を模索する動きも出ているが、戦闘終結は見通せない。「母国のために戦える日を待っていた」「怖くないと言えばうそになる」。前線に向かうため訓練を受ける若者たちは、期待と不安を口にする。

 「前線には3秒で銃弾を再装填できる兵士もいるんだぞ」

 7月下旬、ウクライナ中部の訓練施設で教官の大声が響いた。若年志願兵を含む数十人が銃の扱い方を訓練中だった。教官の一人は「若いので吸収も早く、意欲が高い。すぐに戦力になってくれるはずだ」と太鼓判を押した。2~4カ月ほどの訓練後、部隊に...

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