取材に応じる(右から)ルワンダのヌドゥフンギレヘ外相、ナミビアのアシパラムサビ国際関係貿易相、南スーダンのクンバ外相=横浜市
 取材に応じる(右から)ルワンダのヌドゥフンギレヘ外相、ナミビアのアシパラムサビ国際関係貿易相、南スーダンのクンバ外相=横浜市
 取材に応じる(右から)南アフリカのラマポーザ大統領、ケニアのルト大統領、モザンビークのチャポ大統領、ボツワナのハオラテ副大統領=横浜市

 横浜市で20~22日に開かれたアフリカ開発会議(TICAD)で来日し取材に応じたアフリカの首脳らは、日本との経済連携に期待を示した。アフリカ進出を拡大する中国も重視するとの声もあった。発言をまとめた。

 「どちらも友人だ」。南アフリカのラマポーザ大統領は、日中双方からの投資が南アに有益だと強調した。来日中に20近くの企業幹部と面会したとし「日本の経済界は、南アとの自由貿易協定(FTA)を望んでいる」と言及。実現に向け検討したいと語った。

 現在20カ国・地域(G20)の議長国の南アに対し、トランプ米政権は根拠のない批判を続ける。ラマポーザ氏は米国の高関税政策に関し「(影響は)壊滅的だが、新たな市...

残り793文字(全文:1093文字)