JA魚沼が実施した魚沼産コシヒカリの検査=12日、小千谷市
JA魚沼が実施した魚沼産コシヒカリの検査=12日、小千谷市

 魚沼産コシヒカリの品質検査が本格化している。JA魚沼(十日町市)とJAみなみ魚沼(南魚沼市)は12日、これまでの状況をまとめ、1等米比率はJA魚沼が77・1%、JAみなみ魚沼が98・1%となった。高温や渇水の影響が懸念されたが、関係者は「生産者が対策に取り組んだ結果、良いスタートとなった」と受け止めている。

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 JA魚沼は8日に魚沼コシの検査を開始し、11日までに小千谷市、十日町市、魚沼市、長岡市川口地域で約234トンを検査。約180トンが1等米となった。検査の進捗(しんちょく)は1・1%。

 12日、小千谷市の低温倉庫ではコシ30トン...

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