1998年に設立された「スナーダイ・クマエ」は、教育放棄や虐待を受けた子供を中心に受け入れて養育を行っており、本学卒業生であるメアス博子氏が運営に携わっています。同施設では、文化・芸術面の教育も行っており、美術や図工の授業が数少ないカンボジアで、「絵で表現する時間」を独自に設けています。子供たちは絵具などの使い方を互いに教えあい、色彩豊かで個性あふれる絵を描いています。絵画展は2009年から日本各地で開催され、2011年から本学岡本キャンパスが神戸会場となっており、今年は11月7日(金)から9日(日)に開催されます。なお絵画展のプレイベントとして、11月2日(日)に 神戸国際コミュニティセンター(神戸市長田区)でメアス博子氏のトークショーも開催されます。絵画展・トークショーとも入場無料。トークショーは要事前申込(先着順)。


◆スナーダイ・クマエ絵画展2025 神戸開催 概要
【日時】2025年11月7日(金)、8日(土)、9日(日) 各日午前10時から午後5時
【場所】甲南大学岡本キャンパス 甲友会館ロビー(〒658-8501 兵庫県神戸市東灘区岡本8丁目9番1号)
【入場料】無料

[スナーダイ・クマエ]
 1998年に設立された児童養護施設(同年カンボジア内務省ローカルNGO登録済み)で、施設名はカンボジアの公用語であるクメール語で「カンボジア人の手によるもの」を意味する。子供が子供らしく周囲からの愛情を受け、心身ともに健康に成長できる場、そして自らの手で生きる力を持って人生を開く人を育てる場として、シェムリアップ州で活動している。虐待を受けていた子どもや身寄りのない子ども、母子家庭の子どもを受け入れ、養育を行っている。施設の卒業生が運営に携わっていることが特徴で、「カンボジア人の手によるもの」の実現を目指す。
【公式HP】 https://snadaicam.com/
【公式ブログ】 https://snadai.blogspot.com/

また、絵画展のプレイベントとして、公益財団法人神戸国際コミュニティセンター(KICC)との共催でトークショーが開催されます。

◆メアス博子トークショー 神戸からカンボジアへ ひとりの女性の挑戦と希望のお話~カンボジアの子ども達との25年~ 概要
【日時】2025年11月2日(日) 午後2時から午後4時
【場所】KICC新長田1階(〒653-0036 兵庫県神戸市長田区腕塚町5丁目3番1号)
【入場料】無料
【申し込み】要申し込み・先着順
 申し込みURL:https://www.kicc.jp/ja/events/5288

[メアス博子氏]
 1997年甲南大学経営学部卒業。卒業旅行でカンボジアを訪れたことがきっかけで、後に施設の設立者となるカンボジア人男性と結婚。2000年より同施設の管理運営責任者となり、2011年から2018年に代表を務める。現在は副代表を務め、子供たちから「おかあさん」として慕われている。
※メアス博子氏のこれまでの活動を、甲南大学のオウンドメディア KONAN-PLANETで語っていただきました。併せてご覧ください。
 https://www.konan-u.ac.jp/konan-planet/news/snadai-khmer/


▼本件に関する問い合わせ先
甲南学園つながる学園推進室
住所:兵庫県神戸市東灘区岡本8-9-1
TEL:0784352323
FAX:0784352546
メール:tunagaru@adm.konan-u.ac.jp


【リリース発信元】 大学プレスセンター https://www.u-presscenter.jp/