「世界の人々の健康を守り、向上させていきます」ビジョンのもと、カンボジアの小児医療を支援
ビー・ブラウンエースクラップ株式会社(本社:東京都文京区、代表取締役:丸上 琢也、以下、ビー・ブラウンエースクラップ)は、特定非営利活動法人ジャパンハート(所在地:東京都台東区、理事長:吉岡 春菜、以下、ジャパンハート)が運営する、カンボジアの新病院「ジャパンハートアジア小児医療センター」および既存病院「ジャパンハートこども医療センター」へ、計304種・総額2,000万円相当の医療機器を寄贈しました。本取り組みは、現地の小児医療体制の強化と持続可能な医療支援の一環として実施されたものであり、当社の企業ビジョン『世界の人々の健康を守り、向上させていきます』に基づく社会貢献活動です。
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ビー・ブラウンエースクラップ株式会社 代表取締役 丸上 琢也(左)
特定非営利活動法人ジャパンハート 理事長 吉岡 春菜(右)
ジャパンハートは、「医療の届かないところに医療を届ける」を理念に、国内外で無償の医療支援を行う日本発祥の国際医療NGOです。海外においては、小児がん治療をはじめとした高度医療を開発途上国の子どもたちに無償提供を行っています。
同団体が拠点をもつカンボジアでは、専門医不足や医療設備の制約などにより、先天性疾患や外科手術を必要とする子どもたちが適切な治療を受けられない状況が続いています。
ジャパンハートではこのような状況を改善すべく、カンボジアの首都プノンペンの近くに、高度医療を中心とした小児疾患の治療や、乳幼児死亡率を減らすための小児診療を行うことを目的に、ジャパンハートアジア小児医療センターを2025年10月31日に新たに開院します。
当社では同センターの開設を機に、現地で必要とされている医療機器を厳選し、寄贈しました。寄贈品には、腹腔鏡手術デバイスなど現地において先進国水準の検査や治療を可能にする医療機器のほか、滅菌コンテナーや特殊手術器具など長年に亘って使用可能な医療機器が含まれており、カンボジア両病院における安全かつ高品質な医療提供を支援します。
本取り組みについて、ビー・ブラウンエースクラップ株式会社 代表取締役 社長 丸上 琢也は次のように述べています。
「ジャパンハートの理念である『医療の届かないところに医療を届ける』という志と、長年にわたる現場での確かな実績に深く共感しています。今回、現場で真に必要な医療機器の提供を目指しました。この寄贈を通じて、その尊い活動を支援できることを大変光栄に感じています。
カンボジアをはじめとする地域では、医療インフラや専門人材の不足により、今日も多くの尊い命が失われています。私たちビー・ブラウンエースクラップは、医療の現場に寄り添い、持続的に支援することで、子どもたちが安心して治療を受けられる環境づくりに貢献したいと考えています。今後も、世界中の人々と地域社会の健康を守り、医療の質と安全性の向上に取り組む企業として、責任ある行動を続けてまいります」
また、特定非営利活動法人ジャパンハート 理事長 吉岡 春菜氏は次のように述べています。
「この度は、私どもの運営する病院に多くの医療機器を寄贈いただき、心より感謝申し上げます。
医療は医療従事者だけで完結させられるものではなく、多様な分野の方々と力を出し合うことではじめて多くの子どもたちの命を救うことができると考えております。今回寄贈いただいた医療機器を駆使し、その能力を発揮してどれだけの子どもたちを救うことができるのか。ぜひ今後も力を合わせ、活動を見守っていただけますと幸いです」
さらに、ジャパンハートこども医療センターの院長を務める神白 麻衣子医師は次のように述べています。
「このたび、多様で高品質な外科手術機器をご寄贈いただき、心より感謝申し上げます。
これらの医療機器は、現地での外科手術の質と安全性の向上、ならびに対象疾患の拡大に大きく貢献します。特に、長きにわたり使用できる高品質な器械は、調達が容易でない現場において大きな力となり、外科医が安心して多様な手術に臨むことを可能にします。さらに、高性能な滅菌コンテナーは、手術の安全性向上と手術室看護師の業務効率化にも寄与します。また、近年導入を進めていた腹腔鏡手術では、同社のご厚意によりシーリングデバイスの導入が実現し、手術の安全性向上とともに、より多くの患者が低侵襲な手術を受けられるようになります。
ビー・ブラウンエースクラップの皆様には現地訪問を通じて当院の状況をご理解いただき、今回のご支援を決定いただきました。そのご厚意に応えられるよう、今後も力を合わせて、より多くの患者が適切な治療を受けられるよう尽力してまいります」
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ジャパンハートこども医療センター 院長 神白 麻衣子医師
(写真中央・ジャパンハート提供)
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当社東京本社にて贈呈式を実施(10月3日撮影)
ビー・ブラウンエースクラップ株式会社
B. Braunグループの日本法人として、1986年の設立以来、安全で高品質な製品やサービスを国内の医療現場へ提供しています。また、栃木県に製造拠点を持ち、グループの各拠点から世界中へ製品を供給、国内外の医療に貢献し続けています。ドイツ本社の高品質な製品を日本市場に提供すると共に、日本の患者さまのニーズにフィットする製品の開発・販売を通し、日本の医療現場に貢献する一方、「外資系医療機器メーカーの、日本にある製造拠点」というユニークネスを強みとし、日本の技術や製品を世界の医療現場へ届ける貢献の形も視野に入れています。
https://www.bbraun.jp/ja.html
特定非営利活動法人ジャパンハート(認定NPO法人)
「医療の届かないところに医療を届ける」を理念に活動する、2004年に設立された日本発祥の国際医療NGO。海外では、ミャンマー・カンボジア・ラオスにおいて無償で子どもの診療・手術を実施し、その数は年間約4万件、累計35万件を超えます。日本国内では災害および地域医療支援、小児がんの子どもとその家族の外出を医療者がサポートする活動にも取り組んでいます。
https://www.japanheart.org/



























