初のフィリピン版ミシュランガイドでは、マニラとその近郊およびセブにまたがる108軒のレストランを特集。二つ星1軒、一つ星8軒、ビブグルマン25軒、セレクテッドレストランは74軒。
	
フィリピン・マニラ -Media OutReach Newswire- 2025年11月3日 –本日ミシュランは、名門ニューポート・ワールド・リゾート内にあるマニラ・マリオット・ホテルにおいて、「ミシュランガイド マニラと近郊&セブ2026」の完成にあたり、フィリピン初のレストランセレクションを発表しました。
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今回の「ミシュランガイド2026」は、フィリピンの活気に満ちた、個性的なガストロノミーの数々にスポットライトを当て、世界の料理マップにおけるフィリピンの地位を向上させるという歴史的な節目となるものです。選出されたレストランは合計108軒で、そのうちマニラとその近郊から90軒、セブからは18軒です。いずれの店舗も、大都市の洗練性と地域の魂を反映しています。
ミシュランガイド・インターナショナルディレクターのグウェンダル・プレネックは、「フィリピン版ミシュランガイドの発刊をお知らせできることを嬉しく思います。今回のセレクションは、フィリピンの新たな世代のシェフたち、そしてこの土地の伝統、大胆な味、心のこもった歓待からインスピレーションを得てフィリピンを受け入れてきた世界中のシェフたちに敬意を表するものです。ミシュランのインスペクターは、高級レストランでも、あるいは街の食堂でも、この国の至るところで見られる、料理の真正性と創造性に対して心から感銘を受けました」と述べています。
初のセレクションでは、9軒のレストランがミシュランの星を獲得しています。
二つ星に輝いたのは1軒で、遠回りしてでも訪れる価値のある素晴らしい料理が評価されました。
ヘルム(マニラ):シェフのルーツとなるイギリスとフィリピンのテイストを融合させ、スペインの技法を取り入れたモダンなレストランで、独創性と緻密さが特徴です。
一つ星に選ばれたのは次の8軒です。
	アサドール・アルフォンソ – 素朴にして優雅なスペイン風料理の店。
	セレラ – グローバルな感覚に裏付けられた現代アジアのフュージョン料理が特徴。
	ギャラリー・バイ・チェレ – サステナビリティの精神で知られる店。
	ハパグ – 洗練された技術で、地元の食材をさらに美味しく食べさせる。
	イナト – 彫刻のようなディテールの料理をカウンター越しに出してくれる居心地の良い店。
	カサ・パルマ – フランス料理の技法を駆使し、薪の火で世界の味を調理する。
	リナムナム – 子どもの時の寝室を利用した10席だけの高級レストラン。
	トーヨー イータリー – 日常が息づくモダンフィリピン料理の店。
ここに挙げたレストランはいずれも、伝統的なフィリピン料理の洗練された解釈から、限界を押し広げるフュージョンメニューまで、さまざまな料理スタイルを体現しています。そして全ての店が、正確さと一貫性、そして食材に対する深い敬意に導かれています。
グリーンスター・コミュニティ: マインドフルなガストロノミーへの献身を紹介
ミシュラングリーンスターは、ミシュランガイドのセレクションの中でも、ガストロノミーの未来に貢献し得るビジョンが、インスペクターにインスピレーションと感銘を与えたレストランをとり上げています。
今年は、ギャラリー・バイ・チェレが、その刺激的なビジョンによって、新たにインスペクターからの注目を集めました。
ビブグルマン:価格以上の満足感が得られる料理
ビブグルマンに選ばれたのはマニラとその近郊から19軒、セブから6軒の合計25軒のレストランです。いずれも美味しい料理を手頃な価格で食べさせてくれることで評価されています。
そのうちの何軒かを紹介します。
	ボレロ – シェアして食べるスペイン地中海料理の店。
	カベル – やや南部風の汎フィリピン料理の店。
	ランパラ – 落ち着いた雰囲気のフランス風フィリピン料理の店。
	コチ – BGC(ボニファシオ・グローバルシティ)の一角にある店で、昔ながらのフィリピンの味をモダンな雰囲気の中に取り入れている。
	プリヤズ・キッチン – 名物の平たい麺をマーケットのカウンターで食べる。
	ジ・アンダーベリー – 若いシェフが生み出す大胆な日本風ラーメンの店。
セブ
	ザ・ピッグ&パーム – 豚肉を中心とした小皿料理が特徴の、スタイリッシュな空間の店。
	エスメン – フィリピンの伝統料理リナランで有名な創業60年の老舗食堂。
	アバセリア・デリ&カフェ – 輸出会社がコンフォートフードのホットスポットへと変身。
ミシュランガイド特別賞
以下の3つの特別賞は、レストランを舞台裏から支えている人たちをたたえるものです。
	ヤングシェフアワード:ドン・パトリック・バルドサノ・シェフ(リナムナム)。発酵と熟成の技術によってフィリピン料理の再発見に貢献。
	サービスアワード:エリン・レクト氏(ハパグ)。ソムリエとオペレーションディレクターの仕事を両立させながら、心を込めてゲストを歓待した。
	エクセプショナルカクテルアワード:ベンハミン・レアル氏(ウマ・ノタ)。日本、ブラジル、東南アジアから得たインスピレーションを融合させ、文化の香り豊かな、独創性に富んだドリンクが評価された。
ミシュランセレクテッドレストラン
星付きレストランやビブグルマンの他にも、74軒のレストラン(マニラとその近郊62軒、セブ12軒)がミシュランセレクテッドレストランに選ばれました。これらの店は、地元の味や、世界各国の影響を受けたものなどあらゆる点において、質の高さ、一貫性、個性が評価されました。
プレネックは、「ここ(フィリピン)で目の当たりにしたシェフやレストラン経営者の皆さんの熱意と献身に、心から感銘を受けました。これからも探求を続け、フィリピンの食の物語を世界に伝えていってくれることを楽しみにしています」と述べました。
「ミシュランガイド マニラと近郊&セブ2026」発表記念セレモニーの写真やコンテンツはこちら( https://www.dropbox.com/scl/fo/1r8quatrw2jyqvcz57z66/AAUnIAkc8deNnpQTbqPWZ54?rlkey=ilq1f9aflhcqmflk27auy9h2e&e=1&st=19gwy97c&dl=0
 )からダウンロードすることができます。

    




















