当選が万歳をして喜ぶ星野幸彦さん(中央)=4月23日午後11時30分過ぎ、柏崎市北半田1
当選が万歳をして喜ぶ星野幸彦さん(中央)=4月23日午後11時30分過ぎ、柏崎市北半田1

 新潟県内9市町村議選の投開票が4月23日行われ、今後4年間の地域振興の担い手が決まった。人口減少に歯止めがかからない中、新議員たちは子育て支援策や医療体制、新型コロナウイルス禍からの地域経済回復などの共通課題に向き合う。東京電力柏崎刈羽原発が立地する柏崎市と刈羽村では、再稼働を巡る論戦や判断が新議員たちを待ち受けている。

 柏崎市議会議員選挙(市議選)は定数4減の22議席を27人で争う激戦の中、東京電力柏崎刈羽原発の再稼働に反対の考えを示す勢力が後退した。

 再稼働反対を前面に打ち出して戦った無所属現職の星野幸彦さん(59)は前回から大きく票を減らしつつも2期目の当選を決めた。23日午後11時半...

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