三条市は3月15日、4月1日付の組織改編を発表した。地域包括ケアシステム住まい・医療・介護・予防・生活支援の五つのサービスを一体的に提供し、高齢者らが住み慣れた地域で暮らすことができる体制。国は団塊の世代が75歳以上になる2025年までに構築したいとの方針を打ち出している。具体的にシステムを作り上げていくのは市町村だが、介護や住まいのサービスを提供する特養の役割も大きい。国が想定しているのは、おおむね30分以内で必要なサービスが受けられる環境。などを推進、強化するため、福祉保健部に地域包括ケア推進課を設置。総務部の情報管理課をDX推進課に変更する。コンビニ交付の拡大を受け、市民窓口課の嵐南サービスコーナーは廃止する。