こいのぼりをアップサイクルしたエコバッグの製作に励む「加茂川に鯉のぼりを泳がせる会」のメンバーら=加茂市神明町2
こいのぼりをアップサイクルしたエコバッグの製作に励む「加茂川に鯉のぼりを泳がせる会」のメンバーら=加茂市神明町2

 新潟県加茂市の加茂川にこいのぼりを飾る活動に取り組む市民有志らが、役目を終えたこいのぼりの布を活用してエコバッグを作り、販売を始めた。鮮やかなうろこ模様や大きな目玉があしらわれたデザインは存在感抜群だ。有志らは「こうした形なら、こいのぼりをずっと楽しんでもらえる」と張り切って製作。交流サイト(SNS)には「素敵な変身」「新しい加茂の名産」と反響が寄せられている。

 エコバッグを考案したのは、1989年から活動する「加茂川に鯉(こい)のぼりを泳がせる会」。家庭で使われなくなったこいのぼりの寄付を募り、例年約500匹を4〜5月に、加茂川河川敷に揚げてきた。

 こいのぼりは風雨にさらされるため破れ、色...

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