見頃を迎えた宝蔵寺のツツジ=5月5日、刈羽村滝谷
見頃を迎えた宝蔵寺のツツジ=5月5日、刈羽村滝谷

 新潟県刈羽村滝谷の宝蔵寺で、ツツジが見頃を迎えている。2メートルほどある大きな木いっぱいに咲き誇る白くかれんな花が、訪れた人を魅了している。

 宝蔵寺のツツジは約150年の歴史があるとされており、3株の大樹が、庫裏の裏手に広がる斜面にそびえる。宝蔵寺は越後三十三観音札所の第5番に定められており、満開のツツジは札所巡りに訪れた人々の心を癒やしてきた。

 現在は住職の伊佐智海さん(83)と妻の宏子さん(82)、息子の智法さん(57)が、刈羽村社会福祉協議会の手も借りて手入れを続けている。

 フジやアヤメ科のシャガも見頃で、裏庭の池ではクロサンショウウオなどの生物観察も楽しめる。宏子さんは「ツツジの他に...

残り59文字(全文:359文字)