
楊洲周延ら郷土の作家の作品が並ぶ作品展=五泉市三本木2
新潟上越市の高田藩の藩士から浮世絵師になった楊洲周延(ようしゅうちかのぶ)や、新潟五泉市出身の彫刻家羽下修三(はがしゅうぞう)らの作品展が5月12日まで、五泉市三本木2の古民家で開かれている。江戸から現代にかけて活躍した作家の作品を間近に感じることができる。
市民らでつくる「五泉郷土に親しむ会」が「郷土の偉人たちの作品展にようこそ!」と題して主催。会長の鈴木金衛(かなえい)さん(75)は能面師で古美術にも造詣が深く、浮世絵や彫刻作品などを収集している。今回は、鈴木さんや会員らの収蔵品の一部に解説を付けて展示した。
楊洲周延は高田藩の藩士の家に生まれ、歌川国芳などに学び、藩の軍事記録を絵で残し...
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