
新潟県警本部
新潟県警は5月21日までに、4月27日〜5月6日の春の大型連休期間中に新潟県内で発生した山岳遭難の状況をまとめた。死者は2023年に続きゼロで、発生件数も5件5人と2023年より4件4人減り、令和に入り最少だった。県警は、登山者の安全意識の高まりが背景にあるのではないかと分析している。
遭難者の内訳は山菜採りが4人、自然観賞が1人。全員が65歳以上の高齢者だった。山菜採りのうち、1人がけがを負った。
遭難の態様別では「道迷い」が4人、「転落」が1人だった。
県内はこれから本格的な登山シーズンを迎える。県警は万が一に備えてモバイルバッテリーや飲食料、ライトの携行を呼びかける。県警地域課は「ゆと...
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