
万全な登山の準備を呼びかける南魚沼地域山岳遭難防止対策協議会員=南魚沼市山口
本格的な春の登山シーズンを迎え、新潟県の南魚沼署や南魚沼市消防本部などでつくる南魚沼地域山岳遭難防止対策協議会は、南魚沼市の八海山のロープウェー山麓駅前で、観光客らに万全の準備と計画を呼びかけた。
山岳遭難防止対策協議会のメンバー約10人が参加し、4月28日に行った。のぼり旗を立て、登山届の提出や万全な装備品の携行、通信手段の確保などを求めるチラシ入りのポケットティッシュを配った。
南魚沼署によると、今年の管内の山岳遭難者は、4月26日までで19人。うち2人が死亡した。遭難者は昨年の同時期の13人を上回っている。新型コロナウイルスが5類移行し、雪解けも早かったため、登山客の動きが活発になって...
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