
ホテルの部屋着を再利用して作ったユニホームで働くスタッフ=佐渡市千種
新潟県佐渡市千種の「たびのホテル佐渡」が、更新時期を迎えて不要になった客室用の部屋着をペレット化し、スタッフが着るポロシャツに作り直して活用している。担当者は「ごみとして捨てるのではなく、有効活用できた」とPRしている。
2018年の開業時から使っていたポリエステル製の部屋着が不要になり、ホテルは23年秋から活用方法を考えていた。一部は介護施設などに寄付したが、着心地がよい生地は、水をはじきやすく、そのままの状態では再利用が難しかった。
使い道を模索する中、不要になった布製品をペレット化し、エコバッグや軍手などにする技術を持つ広島県の企業につながった。この企業の技術を使い、111室で利用して...
残り207文字(全文:507文字)