
本を通じた地域と人のつながりなどについて対談する富川岳さん(奥左)と金澤李花子さん(奥右)=三条市本町2
新潟県三条市本町2の書店・カフェ「SANJO PUBLISHING(三条パブリッシング)」は、「本と街-小さなまちの地域編集論-」をテーマにした対談イベントを開いた。新潟県ゆかりの作家や書籍制作の関係者を招き、本を通じた地域と人のつながりなどを考えた。
イベントは6月23日にあり、長岡市出身で岩手県遠野市の作家・プロデューサー、富川岳(がく)さんと、新潟市中央区の古町地区の紹介本の制作に携わった金澤李花子(りかこ)さんが対談。約10人が柔らかいトークに聞き入った。
富川さんは、柳田国男の「遠野物語」を題材にした「本当にはじめての遠野物語」を自費出版している。対談の中で富川さんは、登場する人物...
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