陶板のレリーフを清掃する湯之谷商工会役員ら=魚沼市蓑和田
陶板のレリーフを清掃する湯之谷商工会役員ら=魚沼市蓑和田

 本格的な観光シーズンの到来を前に、新潟県魚沼市の湯之谷商工会が、尾瀬に通じる国道325号沿いの魚沼市蓑和田で、地域の歴史が描かれたレリーフを清掃した。

 レリーフは、湯之谷商工会の40周年記念事業として雪崩防止柵の壁面に約20年前に設置された。旧湯之谷村の土とコシヒカリの稲わらを混ぜた「湯之谷焼き」の陶板14枚に、上田銀山の採掘の工程や、尾瀬を見つけたとされる「尾瀬三郎」伝説が描かれている。

 清掃は6月22日早朝、商工会役員ら約10人で行われた。ブラシやたわしを使い手作業で汚れを落とした後、高圧の水をかけて洗った。

 清掃は2年ごとに行われている。湯之谷商工会は「通る人に、きれいになったレリーフ...

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