新潟県佐渡市の農業法人「佐渡アグリカルチャーシップ」が生産する「大野さんのポップコーン用とうもろこし」が、新型コロナウイルス禍での巣ごもり需要を受け、通信販売が好調だ。担当者は「家庭でポップコーンを作って食べる人が増え、珍しい国内産の引き合いが強まった」と手応えを感じている。
【2021/10/22】
同法人は佐渡島のほぼ中央に位置する新穂大野地区で2014年から水稲の転作地を活用し、「爆裂種」と呼ばれるトウモロコシを生産。秋に手作業で収穫、選別をした上で、ポップコーンに加工して島内で販売してきた。
ただ、ポップコーンにすると大きさが30倍以上に膨らみ輸送料がかさむため、島外へ販路を広げるのが...
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