
新潟市役所
新潟市は8月15日、対話型人工知能(AI)の「チャットGPT」と「コパイロット」の利用を開始したと発表した。あいさつ文やイベントの案内文といった、文章のたたき台を作成する際などに活用する。
新潟市は2023年6月から、希望する職員がチャットGPTを試行的に利用してきた。約半年後の調査で7割ほどの職員が「業務が効率化した」と回答したことなどから、8月13日に本格利用を始めた。庁内パソコンを持つ職員は誰でも使うことができ、費用はかからない。
チャットGPTとコパイロットは「生成AI」とも呼ばれ、質問を入力すると自然な文章で回答する。便利な一方、個人情報の流出が懸念されるため、市は個人情報や機密情...
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