
八十里越の歴史を紹介する企画展「道の変遷」=魚沼市大白川
新潟県三条市と魚沼市、福島県只見町にまたがる峠道・八十里越の企画展「道の変遷」が、魚沼市大白川の新潟県立浅草山麓エコ・ミュージアムで開かれている。古くから越後と奥会津をつなぎ、江戸と明治期の大規模改修を経て、人々の生活を支えてきた八十里越の歴史を紹介している。
魚沼市教育委員会が2020年から毎年開催。今回は道の歴史に焦点を当て、解説パネルや古文書、写真などを展示する。初日の7月中旬に、魚沼市の学芸員が解説するギャラリートークが行われ、24人が参加した。
藤本玲子学芸員は八十里越の特徴を「人々が生活物資を運び、交流する重要な道だった」と説明。1843(天保14)年の大改修で牛馬が通行できる「...
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