金属パイプの工場を見学する小出高の生徒=魚沼市中家新田
金属パイプの工場を見学する小出高の生徒=魚沼市中家新田

 新潟県魚沼市などの企業を誰でも見学できる「魚沼オープンファクトリー」の一環で、小出高校の1年生約140人がグループ別に36事業所を訪れ、地元の優れた技術や多様な職業を学んだ。

 オープンファクトリーは、製造業者などでつくる魚沼ものづくり振興協議会が主催し3回目。43事業所が参加し、8月23日まで実施した。小出高は7月31日から2日間訪問した。

 カイセ工業新潟工場(魚沼市中家新田)では、給湯器やエアコン、冷蔵庫、車などの部品に使われる金属パイプを加工製造する。貝瀬龍馬社長が「国内で作られる給湯器の25%にカイセの製品が入っている」と紹介。生徒4人がさまざまなパイプの形状に対応する加工設備や、人工...

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