
協定締結式で握手を交わすアトミカの野田国広さん(中央)、南原一輝・代表取締役共同CEO(左)、内田幹夫市長=8月28日、新潟県魚沼市役所
新潟県魚沼市は8月28日、コワーキング施設を運営するATOMica(アトミカ、宮崎市)と、社員派遣に関する協定を結んだ。9月2日から1人が派遣され、小出商店街の空き店舗などを活用した中心市街地のにぎわい創出を担う。
民間企業のノウハウを地方自治体に生かす総務省の「地域活性化起業人制度」を初めて活用した。
派遣されたのは、アトミカ社員で川崎市在住の野田国広さん(55)。これまでウェブ編集やコワーキング施設の立ち上げなどに携わってきた。月の半分以上を魚沼市内で勤務する「企業派遣型」で採用された。期間は最長3年間。
市役所で行われた調印式で、内田幹夫市長は「若者を巻き込み、商店街に行ってみたくなる...
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