だれのために何をどのように提供するのかなど、具体的な計画を考えた起業研修=三条市仲之町
だれのために何をどのように提供するのかなど、具体的な計画を考えた起業研修=三条市仲之町

 新潟県は、地域おこし協力隊員の退任後の地域定住を支援するため、起業のノウハウを学ぶ「起業研修・起業準備編@三条市」を開いた。やりたい事業が既におおむね決まっている隊員に向けたもので、新潟県内各地から6人が参加。起業のためにやるべきことの整理や、事業計画の作り方などについて学んだ。

 新潟県は、協力隊員の受け入れ数が全国5番目に多く、287人(2023年度、総務省発表)に上る。一方で、隊員を退任後もいかに地域に定着させるかが全国的に課題となっている。

 研修は、移住や起業の支援などをしている企業「きら星」(新潟県湯沢町)の伊藤綾代表を講師に、新潟県三条市仲之町の中心市街地拠点施設「TREE(ツリー...

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