
新潟三越伊勢丹のバイヤーが、顧客の目線に立った商品開発の重要性を解説したセミナー=柏崎市役所
柏崎の地場産品の販売力強化に向けたセミナーが新潟県柏崎市役所で開かれた。新潟三越伊勢丹(新潟市中央区)のバイヤーが、消費者の視点を重視した「顧客起点」で商品を開発することの重要性を語った。
新潟三越伊勢丹と柏崎市は2024年度から、柏崎市の認証米コシヒカリ「米山プリンセス」をはじめとするブランド米の販売強化に向けて協力を進めている。セミナーは、百貨店の販売ノウハウを各社の商品開発、販売戦略に役立ててもらおうと、8月末に開催。農業者や食品製造業者など24人が参加した。
講師を務めたバイヤーの長谷川雅史さん(44)は、県産ブランド「NIIGATA越品(えっぴん)」の立ち上げに関わり、2千点以上の...
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