
食べる人に「スタミナをつけてほしい」との思いで40年以上「とん丼」を調理する丸田学さん=柏崎市田塚2
ニンニクやしょうゆ、ネギの香ばしい匂いに食欲がそそられる。新潟県柏崎市田塚2の定食屋「とんまるき」は、食べる人に「スタミナをつけてもらいたい」との思いで、たっぷりの豚肉がのった「とん丼」や、「とん定食」を提供している。
とんまるきで提供される「とん丼」の味は、すた丼で知られるチェーン店「伝説のすた丼屋」の前身、「サッポロラーメン」の味を忠実に受け継いでいるのが特徴だ。
とんまるきの代表丸田学さん(60)は、上越市出身で、高校卒業後に上京し、アルバイトとしてサッポロラーメンに勤めた。すた丼と、店主の人柄にほれ込み、サッポロラーメンに弟子入り。のれんを分けてもらい、東京で約40年、すた丼を作り続...
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