渡辺竜五市長と意見交換する経済団体の代表者ら=佐渡市役所
渡辺竜五市長と意見交換する経済団体の代表者ら=佐渡市役所

 新潟県佐渡市内の二つの経済団体が10月7日に市役所を訪問し、渡辺竜五市長とそれぞれ意見交換した。コスト高や人材確保などの課題を共有し、対策を議論した。

 訪れたのは新潟県中小企業家同友会佐渡支部(柴原健司支部長)と佐渡工業会(林田広幸会長)の代表者ら。いずれも冒頭以外は非公開で行い、1時間ほど話し合った後、各代表が取材に応じた。

 柴原支部長は、高騰する材料費や運送費などへの対応、デジタル技術で業務を変革するデジタルトランスフォーメーション(DX)の促進支援などを求めた。「人材不足の課題への認識を共有できた」と話した。

 林田会長は、外国人労働者の受け入れに際した、市の支援体制の充実を要望した。「...

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