
冬が近づき、消雪パイプの点検、清掃作業が始まった長岡市中心部=17日、長岡市東坂之上町1
降雪期を前に、「消雪パイプ発祥の地」の新潟県長岡市で10月17日、消雪パイプの点検が始まった。管に詰まったさびや土を取り除いたり、水量を調整したりして冬の到来に備える。
長岡市の消雪パイプは1961年、全国で初めて設置された。17日は市の職員らが、発祥の場所である坂之上町1周辺の約800メートルを点検。ポンプの電源を入れ、ノズルから水が飛び出すことを確認した。
長岡市内には総延長996キロの消雪パイプが通っている。このうち市は管理する362キロを点検する。市道路管理課の桜井敏明課長は「今年の雪は平年並みか、やや多いという見込みも出ている。しっかり点検を進めていく」と話した。
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