
ドローンによるライブ映像を遠隔で確認する関係者=10月29日、燕市
建設業の加賀田組(新潟市中央区)は10月29日、新潟県燕市の大河津分水の工事現場に遠隔操作でドローンを飛ばすデモンストレーションを実施した。現場から離れた会場でドローンの撮影映像をリアルタイムに映し、測量データを作成した。時間や場所を設定して自動で飛ばすことができ、省人化にもつながることから、今後導入の可能性について検討する。
建設業界で技術者不足が進む中、加賀田組は1人当たりの生産性を高めようとデジタル化に注力している。加賀田組によるとドローンを使った測量は普及してきているが、機体を目視しながらの操作が中心で、遠隔操作の事例は限られる。
今回は他社の協力も得て中国DJI製の「ドローンドック...
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