佐渡島から新潟市へ南蛮エビを運んだドローン=11月5日、新潟市中央区
佐渡島から新潟市へ南蛮エビを運んだドローン=11月5日、新潟市中央区
佐渡島から新潟市へ南蛮エビを運んだドローン=11月5日、新潟市中央区

 新潟県の佐渡沖で取れた新鮮な南蛮エビなどをドローンと新幹線を使って都心へ運ぶ実証実験が11月5日、行われた。実験は2023年に続き2回目。フェリーやトラック輸送で佐渡島から通常1日半かかるところを、5〜6時間で都心へ運べる。ドローン運航会社は25年度中の実用化を目指す。

 ジェイアール東日本企画(東京)やドローン運航会社AIR WINGS合同会社(エア・ウイングス、東京)、新潟市、佐渡市などでつくる協議会が実施した。

 実験では午前9時半前に佐渡市松ケ崎から南蛮エビ1キロを載せたドローンが出発し、新潟市まで約48キロを自動運転で飛行した。23年の時速80キロから今回は時速90キロと向上させ、約3...

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