
北海道東北地方知事会議で新潟県の取り組みなどを説明する花角英世知事(左から3人目)=11月6日、仙台市
新潟県と東北6県、北海道の8道県で構成する「北海道東北地方知事会議」が11月6日、仙台市で開かれた。大地震や大雨など大規模災害に強い国づくりに向け、中長期の視点に立った継続的な財源、人員の確保と防災連携の強化を国に求める提言をまとめた。
激甚化、頻発化する災害を踏まえ、各道県が独自に取り組む施策を説明した。新潟県の花角英世知事は防災のデジタルトランスフォーメーション(DX)を踏まえ、「2026年度から県と市町村で避難者情報をリアルタイムで共有する仕組みづくりを進めている」と紹介した。
北海道東北地方知事会の会長を務める岩手県の達増拓也知事は、災害時に避難指示を発令する市町村に対し、判断への助...
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